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2017.05.06 Saturday

MY TATTOO TOUR 其の五 「ボルドーからバイヨンヌ、そしてパンプローナ編」

「ボルドーからバイヨンヌ、そしてパンプローナ」

 

バイヨンヌ編

 

バイヨンヌの夕日

ボルドーでゲストワーク中にバイヨンヌとパンプローナにも行ってきた。

ちなみにこの回はほとんど観光ブログみたいな感じになっているので番外編のようなものだ。

 

事情でフランスを出ればwifiは使用出来なくなる。

当初は一人で行くもんだと思って、電車の乗り方や地図、簡単な範囲でのスペイン語の挨拶、

色々準備してたつもりなんだが、(今振り返ると我ながらナメた準備だったが)

マチューが同行してくれた。本当に有難う。

ちなみにマチューは前日が誕生日で、仲間に朝まで祝ってもらってたみたいで完全な二日酔いだ。

 

移動はマチューの車で。辛そうだ。

モチロンなのだが日本とは道路進行は左右逆だ。ボルドーから高速道路でスペインまで行ける。

さすが大陸EU、フランスからスペインに入国するのにパスポートは必要無い。

で、スペイン入国前日にクーパが在籍するCORONA TATTOOに向かう。

 

車を走らせて小一時間ほどで停車。

フランス西部のバカンス地であるArcachon(アルカション)にある

ヨーロッパ最大の砂丘、ピラ砂丘で少し観光する。

かなり上る、ハード。

 

でかい

マチューは電話。かなり歩く。君は大丈夫なのか。電波は大丈夫なのか。

 

寝てないマチューはついに寝た。丘を登って下りたらやっとビーチが。

きつい高低差だった。4月やのに人々は泳いでいる。とても綺麗だ。楽しい。

しかしこの砂丘は年々かなりの速度で拡大しているみたいで、

付近の森や家が埋没した形跡がよくわかる。

 

そこからさらに一時間半ほど南下すればバイヨンヌに到着。

早速KOOPA(クーパ)が在籍するCORONA TATTOOに向かう。

やっとクーパと再会。アーティストのマリーナもいる。

マリーナはかなりパンチ効いてる女性アーティストで、

ボルドーの個展にも駆けつけてくれてた。

とてもイカした作風だ。強烈だ。

そしてクーパはちょうど仕事中だったが、なんか楽しそうに彫るネ。

クーパはUSトラッドな作風、で、いつも笑顔で楽しそうだ。

 

KOOPAの作風

クーパはボルドーの仲間たちにも多大なるリスペクトを受けている彫師だ。
バイヨンヌを拠点として、あらゆるスタジオにゲストワークもこなしている。
聞けば、ミシェルやMONARCH!のメンバー達ももともとバイヨンヌ出身だし、
皆クーパの入れたタトゥーを纏っている。
推測すればみんな付き合いは長いのだろう。
クーパは自分にアートワークをくれた。ありがとう!

クーパが「海を見にいこうぜ!」とかいって皆でアクィタニアの海岸へ。

皆でパンを食べながら夕陽を見た。ドラマチックや。10代でやりたかったな。

 

その後クーパの家で就寝。

クーパの家のコレクションの一部。イケてるなあ。

 

バイヨンヌの街

バイヨンヌはボルドーとはまた違う美しさがある。

バスク地方であるためバスク建築物がたまに見れて、スペインに近い実感があった。

バスク文化は自分からしたらとても不思議で魅力的だ。

ちなみにバスク語は世界一難解らしい。

 

サン・ジャンの街

スペインに入る前にサン・ジャンに寄り道。

なんと偶然マチューの姉夫婦と遭遇。びっくり!ぼくは行儀良くできてたかな?

 

さらにシブールに寄り道し、ドメーヌ地方に。

 

domaine d'abbadia

お城がきれいだ。30分くらい歩くと海岸に出た。海はいいですね。

さらにマチューは泳ぎだす。これぞフレンチスタイルだ。

 

なんと桜が咲いている。桜といえば今日は妻の誕生日だ。

 

ありがとうみんな。次は日本で会いたいな。

 

 

スペイン パンプローナ編

 

Pamplonaの街

パンプローナはスペイン・ナバーラ州の基礎自治体だ。

ナバーラ州の州都である。かつてのナバーラ王国の首都だった。

フランシスコ・ザビエルの生地としても知られる。

ゴシック様式の建物が目立ち、街の活気はあるのにゴミひとつ落ちてないほど綺麗だ。

また緑も多く空気もいい。そうか、ここは丘にある都市なのだ。

ごみの分別もしっかりしている。

 

通貨はもちろんユーロ。言語はスペイン語、もしくはバスク語。

移動中の車内でマチューにスペイン語のイントネーションをレクチャーしてもらった。

とても情熱的なイントネーションが難解だ。

 

サン・フェルミン祭(牛追い祭り)が開催される街としても有名だ。

ぜひ一度見てみたいのだが、動物虐待と批判の声もあるみたい。

闘牛場もあり、かっこいい!でも動物虐待と批判の声もあるみたい。

 

Semana Santa(セマナサンタ)でのパンプローナ

なんとパンプローナに到着したらセマナサンタ(聖週間)の真っ最中だった。

さらに明日は復活祭だという。

復活祭とは、ジーザスが処刑されてから3日目に復活した、という

その復活を祝う祭りであり、スペインではクリスマスよりも重要な日らしい。

ストリートのあちこちで演奏が始まっている。

これはタトゥーどころじゃないのかも。

 

パンプローナの闘牛場の向かいにあるスタジオTai Tattooに行く。

写真は閉店後のTAI TATTOOだが、本当に綺麗な店だった。

Jaume(ユン)a.h.a彫牌氏を紹介してもらった。

完全なるジャパニーズスタイルだ。
この地で日本伝統刺青をやっているとは。なんか感動です。
Jaume(ユン)のアートワーク。

ユンに荷物を預けてひとまず周辺の観光に。

 

街は丘になっている。一番上にあるのは

IGLESIA CATEDRAL DE SANTA MARIA DE PAMPLONA(サンタ・マリア)大聖堂

なぜか夜の写真だ。

そしてその周囲を城壁で囲んでいる。


 

まわりをぐるりと歩いてみる。

ほう、外の街が見えますな。

緑も多いですな。

 

再びユンと合流してお店を数件廻り、路上でパンプローナの若者達と歓談した。

いい話ができた、ありがとう!

 

翌日はついに復活祭?

朝からあちこちのストリートで音楽が演奏されている。

人もめっちゃ増えてきた。

大聖堂では人々が大きいシュロの葉を抱えた行列が聖職者を称える。

カトリックの巡礼行為なのか、見慣れない光景が続く。テレビ局も来ている。

どのストリートも音楽の演奏でいっぱいだ。

皆でスペインの歌を合唱している。映画のようだ。

 

ボルドーに帰るとき、なんとユンからアートワークをプレゼントしてくれた。

とても綺麗なアートワーク。有難うございました!

丁寧に筒に入れて頂いた。出国の際にソレが武器のように見えたらしく、

連れて行かれそうになったがソレも一興。

 

そして日本での再会を約束した。

ありがとうございました!

 ユン、自分も絵が描け次第送るから!待ってて!

 

MY TATTOO TOUR 其の六につづく

 

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